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モバイルデータ通信サービスが繋がらないので解約したい

相談者:20歳代 男性 学生

ターゲット 若者・一般

相談内容

通信業者の男性2人に突然訪問され、2か月前に送ったWi-Fi回線の案内に対する返信をもらっていないので訪問したと言われた。「現在利用しているネット回線より通信速度が速くなる。今契約すればモバイルルーターが無料になる。支払は、クレジットカードのみ。」と説明され、期限拘束付きのモバイルデータ通信サービスの契約をした。使ってみたが以前より速度が遅くなったので、解約したいと業者に連絡したが、「ルーターを既に受け取っているため解約できない。」と言われた。

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対処方法とアドバイス

電気通信サービスは、特定商取引法の適用がないため(特定商取引法第26条1項8号ニ、政令5条「別表第二」の32)、訪問販売などで契約した際にもクーリング・オフを主張することができません。しかし、事例のようなモバイルデータ通信サービスの契約については、初期契約解除制度の適用対象となります。初期解約解除制度とは、契約書面の受領日を初日とする8日間が経過するまでは、電気通信事業者の合意なく利用者の都合のみにより契約を解除できる制度です。また、初期契約解除制度では、電気通信サービスと一緒に販売されたモバイルルーターなどの端末の契約までは解除されません。データ通信サービスは品質が保証されたサービスではないので(ベストエフォート型)、自宅など特定の場所で通信できないことを理由に無条件解約することはできません。事前のエリア判定で使える地域に入っていても、実際に試すと通信ができなかったというケースもあります。上記の事例とは別に、同種の契約を店舗販売や通信販売でした場合、総務大臣の認定を受けた移動通信サービスについては、初期契約解除制度に代えて「確認措置」が適用され、端末を含めて契約を解除することができる場合があります。トラブルの際には早めに相談しましょう。

ベストエフォート

品質の保証をしない通信サービスのこと。状況や状態によって提供される通信速度や品質などの性能が変化するようなサービス形態であるため、最善を尽くすが、速度の保証はできないという意味合いでベストエフォートという。対して、通信速度を一定以上に保ち、常に通信が可能であることを保証するサービス形態をギャランティ型という。

(最終更新日 平成29年4月13日)