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注文していない健康食品が届いた

相談者:70歳代 女性 家事従事者

ターゲット 高齢者

相談内容

事業者から電話があり、「5ヶ月前に注文を受けた健康食品ができたので送ります」と言われた。急に言われて、「どうだったかな。頼んでいないと思うけど」とあいまいに返事をした。事業者は「わかりました」と言って電話を切った。昨日、代引き配達で3万円の商品が届き、何か頼んだかもしれないと思い支払って受け取ってしまったが、電話をしてきた事業者から送られた健康食品だった。注文していないと事業者に電話をしたが、「5ヶ月前に注文いただいたのは間違いない」と強く言われた。返品したい。

対処方法とアドバイス

配送伝票の内容をメモに残した上で、宅配業者に、「注文していないため、受け取り拒否をするので商品を引き取ってほしい。また、返金してほしい」と伝えるよう助言しました。また、販売業者に、「注文した覚えはない。注文したことになっているなら契約解除する。」と通知を出すことを助言しました。
注文していない商品を受け取っても、代金を払う必要はありません。このような勝手な送り付け商法はネガティブ・オプションともいわれ、特定商取引法の規制があります。送りつけられた商品は届いた日から14日間は保管しましょう。それを過ぎれば事業者は代金や商品の引き取りを請求できず、消費者は商品を自由に処分できます(消費者が事業者に商品の引き取りを請求した場合は、その日から7日間が過ぎれば同様に処分ができます)。
事業者の勧誘に押されて購入することになっていたり、返事があいまいであったり、記憶に自信がないなどの場合は、電話勧誘販売と考えてクーリング・オフをする方法があります。電話勧誘販売では、特定商取引法で定められた契約書面を受け取った日から8日間はクーリング・オフができます。法定の書面がない場合や、クーリング・オフを妨害された場合は、契約から8日間を過ぎていてもクーリング・オフができます。詳しくは消費生活センターにご相談ください。
いったん払ったお金を取り戻すのは容易ではありません。代引き配達の場合、宅配業者を待たせてはいけないと思いがちですが、良く確認し、確認ができるまでは荷物を受け取らない方が良いでしょう。

(最終更新日 平成27年2月11日)