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個人輸入代行 ~ウェブサイトを見て購入した度付きカラーコンタクトレンズ

相談者:40歳代 女性 無職

ターゲット 若者

相談内容

母親からの相談。未成年の娘が携帯電話を使い、事業者のウェブサイトを見て、インターネット通販で、度付きカラーコンタクトレンズを購入した。眼が充血したため眼科へ行くと、レンズから色が流れたことが原因と言われた。
事業者に返金を求め電話すると、事業者は「個人の輸入代行をしているだけ。返金も交換もしない」と断られた。

対処方法とアドバイス

カラーコンタクトレンズは薬事法上の「高度管理医療機器」で、承認を受けたレンズしか製造・販売ができません。コンタクトレンズを販売するためには、薬事法上の高度管理医療機器販売業の許可が必要です。
事業者のウェブサイトを確認したところ、事業者は高度管理医療機器等販売業者の許可を取得していましたが、相談者が購入したカラーコンタクトレンズは国内未承認の韓国製でした。しかし、事業者の言うとおり、「輸入代行のご利用上の注意」として個人輸入代行である旨の記載があり、相談者は事業者を介して、コンタクトレンズを個人輸入したことになっていました。
当センターがあっせん交渉を行いましたが、事業者は応じず、あっせんは不調に終わりました。

(最終更新日 平成27年2月13日)

個人輸入代行とは

個人輸入代行とは、消費者の要請に基づき個別商品の発注、支払い等の輸入に関する手続きを請け負うことです

コンタクトレンズは医療機器として規制される

平成21年11月4日より、おしゃれ用のカラーコンタクトレンズ(度なし)が、視力補正用のコンタクトレンズ(度付き)と同様に、薬事法上の「医療機器」として、規制の対象となりました。

個人輸入代行により購入した商品のリスクは購入者が負う

最近はウェブサイトの個人輸入代行を利用した、商品購入が広く行われています。個人輸入代行に関する相談には、コンタクトレンズ以外に医薬品、化粧品、健康食品などがあります。通常、個人輸入代行事業者は商品のリスクを負いません。購入者自身がリスクを負うことを、承知して購入しましょう。
なお、個人輸入代行業と称している場合でも、医薬品などについて、不特定多数の消費者に対して、購入希望者を募るような広告を行うことは、販売事業者として薬事法規制の対象となる場合があります。

関係法令や参考サイト

国民生活センター
解決困難な個人輸入代行に関するトラブル
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20090205_2.html
厚生労働省
個人輸入代行業の指導・取締り等について
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/diet/tuuchi/0828-4.html
厚生労働省
おしゃれ用カラーコンタクトレンズは薬事法の規制対象となります
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/colorcontact/index.html