相談事例検索

サプリメントのおためし購入を申し込んだつもりが、定期購入になってしまった

相談者:20歳代 家事従事者

ターゲット 一般

相談内容

SNS上で、ダイエットサプリが送料の負担のみでお試し可能との広告を見て、送料をクレジットカードで決済して申し込み、1週間後にお試し商品を受け取った。飲んでみたが身体に合わなかったので、購入は見あわせた。ところが、一か月後に再度商品が届き、1か月分で1万円と記載されていた。驚いて販売業者に電話をしたが、いつも話し中で繋がらず、メールでの問い合わせにも返事がない。カード会社に連絡したところ、来月の引き落としで1万円の請求が上がっており、販売業者からキャンセルが入らない限り、引き落としを止めることはできないと言われた。
お試し商品の申込み画面を見直したところ、わかりにくい場所にごく小さな文字で、お試し商品受領後2週間以内にキャンセルの申出をしない場合は、定期購入を申し込んだものとみなす旨が記載されていることに気付いた。自分の不注意もあるが納得できない。

対処方法とアドバイス

ネット通販では申込み画面の表示を見落としたためのトラブルが起こりがちです。定期購入を申込まない場合はお試し受領後の申出が必要、との条件自体の無効を主張することは困難と思われますが、表示がわかりにくいことは問題です。また、電話やメールでの連絡が困難であれば、申出期間内にキャンセルの申出ができない可能性もありますから、顧客からの問合せに応じる体制の改善が必要です。
詳しい経緯を述べると共に上記の問題点を指摘して定期購入契約の解除を求める文書を作成し、申込み画面のコピーを添えて販売業者とクレジットカード会社宛てに簡易書留で送りましょう。商品は開封せずに保管しておきます。わからないことがあったり販売業者が対応を拒んだ場合は、消費生活センターにご相談ください。
なお、申込みの際に、商品の数量や価格などを確認、訂正するための画面がない場合は、消費者の重過失により誤って申込みをした場合でも、錯誤無効を主張することができます(電子消費者契約法第3条)。また、確認訂正画面を設けないなど顧客の意に反して申込みをさせようとする行為は特定商取引法で禁止されており、違反した場合は改善指示の対象とされています。

(最終更新日 平成27年2月15日)