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クレジットカードの覚えのない飲食代の請求

相談者:50歳代 男性 給与生活者

ターゲット 一般

相談内容

昨晩、繁華街で声をかけられスナックに連れて行かれた。そこでお酒を飲んだが、寝てしまったのかその後の記憶がない。翌日、クレジットカード会社から電話があり、昨晩の飲食店で60万円の利用と、さらには10万円のキャッシングもされていたことがわかった。そのような金額を使った覚えがないのに、クレジットカード会社から請求されたら支払わなければならないのか。クレジットカードは財布の中に入っている。

対処方法とアドバイス

街中で声をかけ飲食店まで誘い込み、そこで薬や強いアルコールを飲ませて記憶や判断力を失わせ、クレジットカードで高額な飲食代金を支払わせたり、キャッシングをさせて支払わせる手口と思われます。しかし、本人の記憶があいまいなため事実関係を明らかにできず、解決が難しいトラブルです。すぐに警察に相談してください。また、クレジットカード会社にも状況を伝え、カードで決済された時間や場所、キャッシングした機械の場所や時間等を確認すると同時に、飲食店の調査を申し出てください。クレジットカードの番号についても変更したほうが良いかカード会社に相談してください。
クレジットカードは現金の持ち合わせがなくても支払ができる便利な反面、このようなトラブルになった時に被害が大きくなってしまいます。通常、盗難や紛失の場合には、会員規約による補償がありますが、このケースではクレジットカードは契約者である本人が持っているため、紛失や盗難にはあたりません。また、キャッシングに関しては暗証番号がなければサービスの利用ができないため、暗証番号の管理義務が問われます。不正使用と認められない限りは補償の適用は難しいと思われます。
クレジットカードのショッピングやキャッシングの利用限度額は、申し出れば下げることができるので、必要以上の金額となっていれば、下げておくことも検討すると良いでしょう。

(最終更新日 平成27年2月15日)

一般的なクレジットカードの会員規約

・紛失、盗難により他人にクレジットカードを使用された被害に対して、速やかにその旨を当社に通知し、
 最寄の警察署に届出した場合は、支払い免除や補償します。また、補償は紛失・盗難の届け出を
 クレジット会社に出した日の60日前以降に使われたクレジットカード利用代金としています。
・暗証番号は第三者に知られないよう管理する責任があります。
・カードショッピング、キャッシングリボ及び海外キャッシュサービス取引等のうち、暗証番号の入力する
 取引についての損害は補償の対象外となっています。しかし、会員に故意または過失がないと会社が
 認めた場合は補償の対象となる場合もあります。

関係法令や参考サイト

国民生活センター
身近に起こるクレジットカードのトラブル-カードの管理、こんなことにも気をつけて-
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20050406_3.html
一般社団法人日本クレジット
クレジットに関するQ&A カードの利用明細に身に覚えのない金額が記載されている
http://www.j-credit.or.jp/customer/qa/qa_07.html