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大学生の間で広がるマルチ商法に注意しましょう

相談者:20歳代、男性、学生

ターゲット 若者

相談内容

1か月前、大学のサークル仲間から「とっておきのいい話がある。」と言われ、急に呼び出された。「最近、5キロも太ったって言っていたので、ダイエットサプリを飲んだらどうか。飲んだら、簡単に痩せる。特別に15,000円で売る。会員になれば、2割引で買える。会員になって、友達を紹介すれば3万円のマージンがもらえる。」と言われた。入会金として20万円が必要と言われ、お金がないと断ると「学生ローンで借りればよい。すぐに返済できる。」と畳みかけられた。借り方を細かく指示され、その通りにしたら20万円が借りられたので、契約した。早速友人を勧誘してみたが、契約が取れるどころかだんだん友達が離れていった。ローンの返済も負担だ。どうすればいいか。

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対処方法とアドバイス

マルチ商法では、商品やサービスの契約をして販売組織に加入し、その後人を誘って組織に加入させると利益が得られると誘われます。社会経験の乏しい学生などの間で広がりやすい傾向があります。このような取引では、契約書面を受け取って20日以内であれば、クーリング・オフができます。また、勧誘時に「簡単に稼げる」などの嘘の説明があれば、取消しできる可能性があります。さらに、組織の加入契約はいつでも解約でき、入会して1年以内に解約する場合は、解約時からさかのぼって90日以内に引渡しを受けた商品で、未使用の物は代金の10%以内の違約金で返品できます。
親しい人から「簡単に儲かる」などと言われて軽い気持ちで契約してしまいがちですが、最終的には友人を失い、金利の高いローンの支払いだけが残ることがほとんどです。また仮にうまく人を誘えても、自分自身が加害者として処罰の対象になる場合があります。うまい話はないので、十分注意しましょう。

(最終更新日 平成27年2月10日)