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買え買え詐欺 未公開株の劇場型電話勧誘

相談者:70歳代 男性 無職

ターゲット 高齢者

相談内容

自宅に、証券会社を名乗る男性から、「A社から未公開の申込案内のパンフレットが届いていないか。」と電話があった。「その地域の選ばれた人だけに送られているもので、金融庁が値上がり確実の太鼓判を押している。当社もぜひ購入したいが、パンフレットをもらっていないので買えない。代わりに買ってくれれば2倍の値段で買い取る。」などと強く勧められ、未公開株50株を契約した。その後、代金を振り込んだら、連絡するように言われていたので、証券会社に連絡したがつながらない。株券発行会社の電話番号もつながらない。騙されたのだろうか。

動画で学ぼう!

対処方法とアドバイス

複数の事業者と見せかけて、実は同じ事業者が役割分担しています。「買え買え詐欺」ともいえる「劇場型」の悪質商法です。未公開株、あやしい社債や投資ファンドのほか、金融商品かどうかも分からない「あやしい権利取引」の儲け話のトラブルの増加が目立っています。
また、儲け話に限らず、「老人ホームに入居できなくて困っている人がいる」などと言い、高齢者の親切心や同情心につけこみ、「人助け」だと思わせて、老人ホーム等の入居権を購入させようとする手口も増えています。「代わりに申し込んで」「名義を貸して」「あなたの名前で買った」などと持ちかけてくる不審な電話は詐欺です。相手にせず電話を切ってください。事例のように、一旦、お金を払ってしまうと取り戻すのは困難です。
おかしいと思ったら、早めに消費生活センターへご相談ください。

(最終更新日 平成27年3月3日)

「未公開株」とは

未公開株とは「証券取引所などの株式市場に上場されていない株式」のことで、未上場株、新規公開株などとも言われます。「上場すれば大幅に値上がりし、大きな利益が得られる」と勧誘しますが、株式市場に上場するには厳しい審査があり、簡単に上場できるものではありません。また、未公開株が上場されても高値がつくかどうかはわかりません。
株式市場に上場予定の無い未公開株は譲渡制限がある場合が多く、譲渡制限のある株を取得しても取締役会の承認がないと、株主としては認められません。

「未公開株」の販売

未公開株を販売出来るのは、当該未公開株の発行会社や第一種金融商品取引業者の登録を受けた証券会社等の事業者です。登録を受けた事業者かどうかは金融庁のホームページで確認できます。無登録業者が未公開株や社債を販売することは違法です。

関係法令や参考サイト

金融庁
免許・許可・登録等を受けている業者一覧はこちら
http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyo.html
未公開株購入の勧誘にご注意!~一般投資家への注意喚起~
http://www.fsa.go.jp/ordinary/mikoukai/index.html
投資商品等に関する利用者からの相談事例等と相談室からのアドバイス等
http://www.fsa.go.jp/receipt/soudansitu/advice03.html
国民生活センター 「買え買え詐欺」にご注意!
http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/kaekaesagi.html
日本証券業協会 
未公開株・社債等の勧誘にはご注意ください
http://www.jsda.or.jp/sonaeru/inv_alerts/alearts01/mikoukai/index.html