消費者教育コーディネーター派遣

更新日:2022年3月9日

名古屋市消費生活センターでは、教育委員会や学校等と連携し、消費者教育を推進する消費者教育コーディネーター派遣事業を行っています。
※派遣先は名古屋市内のみです。
※派遣にかかる費用(交通費含む)は無料です。

消費者教育コーディネーターによる消費者教育実践例

幼稚園・保育園の年長児

消費者教育コーディネーターが園に出向き、「子ども消費者教室」を実施します。模擬店舗でドーナツやアイスを買う体験や人形劇を通して、お金の大切さや買い物の仕方を学びます。

子ども消費者教室

こども消費者教室の様子1

人形劇で、お店の品物はお金と交換して手に入れることや、「お店の中では走らない、騒がない」などのマナーを確認します。

こども消費者教室の様子2

100円玉の色や模様を確認した後、模擬貨幣100円を財布に入れて、1個100円のレプリカのドーナツ(アイス)を買います。お金があると欲しいものが買えるけれど、お金は使えばなくなることを体験します。

こども消費者教室の様子3

買い物の後は席に戻り、「おかいものができました」カードにレシートと買った商品のシールを貼ります。レシートには何をいくらで買ったか書いてあることを学びます。

小・中学生

消費者教育コーディネーターが、小・中学校の家庭科や社会科等で、教員とともに授業を行ったり、副教材を提供したりするなど、学校における消費者教育を支援します。
授業のほか、トワイライトスクール等での出張講座も実施しています。

小学3年生 社会科「スーパーマーケットではたらく人のくふう」

小学校での授業の様子1

半分にカットしたキャベツや切り身にした魚などを買ってきた場面の人形劇から、スーパーでは様々な商品が売られていることに着目します。それらの商品は客の希望に応えるために店の人が工夫したものであり、売り場には他にも色々な工夫がされていて、私たちの暮しを支えてくれていることを学びます。

小学5年生 家庭科「情報を生かして商品を選ぼう」

小学校での授業の様子2

4種類のハムのパッケージを見比べて、自分ならどのハムを選ぶのか考えます。値段や枚数だけでなく、原材料やその他の特徴をとらえて自分なりの理由をあげます。どの選択が正解ということはなく、クラスメイトの選んだ理由を聞いて、様々な考え方、選び方があることに気付きます。

中学生 家庭科、社会科、総合「中学生と契約トラブル」

中学校での授業の様子

消費生活センターに寄せられた相談事例を聞き、中学生もトラブルに巻き込まれている現状を知ります。また、成年年齢の引下げによって18歳で成人になることを見据え、中学生の頃から身に付けるべき契約の基本ルールを学びます。

高校生

消費者教育コーディネーターが「総合的な学習の時間」を使った学年集会などで、成年年齢の引き下げでますます重要になってくる契約のルールや、消費者トラブルに遭わないための知識などをお話しします。

高校生 総合「18歳であなたも大人」

高等学校への派遣の様子1

成年年齢の引下げにより、18歳の誕生日を迎えると成人となることを自覚します。親の同意がなくても様々な契約ができるようになる一方、未成年者取消権がなくなることから、消費者トラブルに巻き込まれやすくなることを認識します。

高等学校への派遣の様子2

講座「18歳であなたも大人」の中では、クイズに挑戦して、トラブルに巻き込まれないための必要な知識を楽しみながら学習します。

高校生「夏休み消費生活学校」

夏休み消費生活学校の様子

名古屋市消費生活センターを会場に、「夏休み消費生活学校」を開催します。契約や消費者トラブルの話だけでなく、センター内を見学し、センターの役割や機能を学びます。商品テスト室での実習もあり、体験型学習の機会となっています。

特別支援学級・学校の児童・生徒

事前に教員と打合せを行い、児童・生徒の特性に応じた授業内容を検討します。買い物体験やロール・プレイングを通してお金の大切さや使い方、守り方について伝えます。
また、学校卒業後の継続的支援として、就労移行支援事業所や特例子会社で障害のある社会人対象の講座も行っています。

小学校特別支援学級「かいものをしよう」

特別支援学級・学校での授業の様子1

パペットやイラストなどを使い、お金があるとできることや、金種の違いなど、お金の基本を学びます。児童の特性に合わせ、「10円10個が100円」の理解や、おつりのいらない払い方、おつりをもらう払い方などのテーマを設定し、所持金の額や金種、商品の値段も変えて、お菓子やケーキ、パンなどを買う体験をします。

小学校特別支援学級「修学旅行のおみやげを買おう」

特別支援学級・学校での授業の様子2

6年生を対象に、修学旅行前におみやげを買う体験学習をします。誰に何を買うか計画を立て、教室に作った模擬店舗で買い物をします。お金の払い方や商品の受取り方、バッグへのしまい方など、買い物手順の理解や動作練習の機会にもなっています。

特別支援学校高等部「買い物をしよう」

特別支援学級・学校での授業の様子3

高校生の生活実態に合わせ、予算500円を使って、模擬コンビニでパンや飲み物を買う体験をします。買い物の後は、買った商品や使ったお金の額、残金などをワークシートに記録し、金銭管理の大切さを学びます。

申込方法

チラシ・申込書

申込書は下記のページからダウンロードしてください。

問合せ先

名古屋市消費生活センター 消費者教育コーディネーター派遣 担当
〒460-0008 名古屋市中区栄一丁目23番13号 伏見ライフプラザ11階
電話番号:052-222-9679 ファックス番号:052-222-9678

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