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生命保険のクーリング・オフの通知先は?

相談者:50歳代 男性 無職

ターゲット 一般・高齢者

相談内容

6日前、退職金を定期預金にするつもりで金融機関に出かけた。担当者から一時払い個人年金保険を勧められたので、契約してその場で500万円を入金した。しかし、気が変わったのでクーリング・オフをしたい。契約時に担当者からもらったクーリング・オフの書き方の案内には、通知書は生命保険会社あてに送付するだけとなっている。勧誘を受けた金融機関に送付する必要はないか。

対処方法とアドバイス

保険業法にクーリング・オフの制度が定められています。クーリング・オフは申込者が保険会社に書面で通知することで、その保険契約の申込みの撤回を行うことができます。

生命保険のクーリング・オフは、保険業法第309条により
■クーリング・オフに関する事項を記載した書面を受け取った日
■申込みをした日
のどちらか遅い日を1日目として8日間は行うことができます。また、支払った保険料があれば全額返金されます。
※保険会社によっては8日より長い期間に設定していることもあるので、必ず契約書面を確認してください

ただし、次の場合はクーリング・オフできません。

(最終更新日 平成27年2月10日)

【法令上クーリング・オフできない場合】

•契約期間が1年以下の場合
•生命保険会社が指定する医師による診査が終了した場合
•郵便やインターネットなどにより申し込みをした通信販売の場合
•保険金額の中途増額・特約の中途付加・復活など、既契約の内容変更の場合(転換を除く)など

※法令上クーリング・オフが適用されない場合でも、生命保険会社が自主的にクーリング・オフを適用している場合があります。必ず契約書面を確認してください

【クーリング・オフの通知方法】

保険会社に書面で申し出をします。書面(はがきなど)には必要記載事項を裏面に記入して、生命保険会社の指定の住所に郵送します。(記載事項や送付先は契約書類で確認してください)

一般的な記載事項
•契約の撤回等をする旨(申込みの撤回・契約の解除をします等)
•氏名(契約者名・被保険者名・印(※))
•住所
•保険種類
•証券番号
※印鑑は、申込書と同じ印鑑を押印します(特定商取引法のクーリング・オフの場合、押印は要求されていません)

【転換の場合のクーリング・オフ期間について】

加入している生命保険を、同じ保険会社の別の生命保険に転換(※)した場合もクーリング・オフできます。この場合、クーリング・オフ期間は、転換の申込日を含めて8日以内です。

(※)転換とは・・・現在の生命保険契約のこれまで積立てた部分や積立配当金を、新しい生命保険契約の保険料の一部、又は全部に充当して、新しい保険契約を結ぶことです。今までの生命保険を下取りに出して、新しい生命保険を契約する方法といえます。

関係法令や参考サイト

金融庁
免許・許可・登録等を受けている業者一覧はこちら
http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyo.html
金融庁
保険商品等に関する利用者からの相談事例等と相談室からのアドバイス等
http://www.fsa.go.jp/receipt/soudansitu/advice02.html
一般社団法人生命保険協会
市場リスクを有する保険商品への加入にあたって留意すべき事項 よくあるご質問
http://www.seiho.or.jp/data/billboard/market/content01/