情報処理推進機構(IPA)から、運転免許証などの写真を送信しないように注意喚起されました

更新日:2021年6月28日

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)より、宅配業者の不在通知の偽SMSの新たな手口として、運転免許証などの本人確認書類の写真を送付させる事例が紹介されています。

名古屋市消費生活センターにも、「アルバイトの応募のため運転免許証の写真を無料通話アプリで送付したら、インターネットバンクやFXなどの投資会社の取引口座を勝手に作られた。」といった事例が寄せられています。口座が開設された場合には、運転免許証にある住所に書類が届くはずですので、普段から送られてきた手紙や葉書にはきちんと目を通すように習慣づけましょう。不審なことがあれば早めに口座が開設された金融機関に相談してください。
勝手に開設された口座は、犯罪に利用されることも考えられ、その口座が凍結(犯罪等に使われたとして、本人の利用を制限されること)されると、他の金融機関での口座開設ができなくなる可能性も考えられます。
運転免許証などの本人確認書類の写真をメールやウェブサイトなどでデータとして送る場合には、相手先を十分に確認し安易に送らないようにしましょう。


関連リンク

ページの上部へページの上部へ