相談事例検索

10日後に予定していた引越をキャンセルしたら、キャンセル料として引越代金の50%を請求された

相談者:30歳代 女性 給与生活者

ターゲット 若者・一般

相談内容

10日後に引越しをするので、パソコンで引越代金比較サイトにアクセスした。冷蔵庫や家具の種類等を入力しネット見積りをしたところ、ある引越業者からすぐ電話が来た。エアコンの取り外しも含め、全部で7万円と言う。安いと思い、その場で引越しを頼んだ。しかし翌日電話をかけてきた業者は5万円で引越しをするという。すぐに最初の引越業者に断りの電話をかけたところ、キャンセル料として引越代金の50%に当たる3万5000円を振り込むように言われた。友人に相談したところ、キャンセル料が高すぎるという。支払わなければいけないか。

対処方法とアドバイス

 標準引越運送約款では、引越しのキャンセル料は引越予定日の前日で運賃の10%以内当日で20%以内と定められています。引越代金ではなく、エアコン取外し代金等を除いた「運賃」部分の10%です。今回の場合は、10日後の引越しのキャンセルなので、キャンセル料はかからないと思われます。引越業者にキャンセル料はかからないはずと伝えてください。
 ただし、相談者が段ボールの受取りに承諾をし、すでに段ボールを受取っていた場合は、相談者が送料を負担し業者に送り返すか、または買い取ることになります。
 わからないことがあったら消費生活センターにご相談ください。

(最終更新日 平成27年2月9日)

標準引越運送約款

・一般貨物自動車運送事業者は、運送事業者の責任範囲を明確にした「運送約款」を定め、国土交通大臣の
 認可を受けなければならない(変更するときも同様)。
・国土交通大臣が定めて公示した標準運送約款を使用する場合や、認可を受けた運送約款を標準運送約款と
 同一のものに変更したときは、認可を受けたものとみなされる。
・標準引越運送約款は原則として一般家庭の引越を対象にしている。約款では主に以下のことが定められて
 いる。
①見積り時に約款を提示すること
②顧客の都合で引越が解約・延期となった場合は、前日で見積書に記載した運賃の10%以内、当日で20%以内の手数料が請求される。
③荷物の一部の滅失またはき損については、荷物引渡し日から3か月以内に引越業者に通知をしなければならない。
④高価格品や壊れやすいもの等、運送上特段の注意を要するものは、あらかじめ引越業者に申告して
 おかなければならない。
⑤滅失・き損又は遅延などが発生した場合、注意を怠らなかったことを引越業者が証明しない限り、
 損害賠償の責任を負う。

関係法令や参考サイト

国土交通省 標準引越運送約款
http://www.mlit.go.jp/common/000021071.pdf