電気湯沸かし器の底が溶けた!

更新日:2016年9月13日

電化製品

平成25年度

相談内容

4年前にホームセンターで購入した電気湯沸かし器を使用していたところ、異臭がして給電スタンドと本体の接触部分が異常に発熱、周辺のプラスチックが溶けていた。再度発生すると危険なので、原因を調査してほしい。

テスト結果

現況

給電用のスタンドに置くと接点が接触し、電気が本体に供給される構造の物です。
外観上、特に異常は見当たりませんでした。

調査

本体と給電スタンドの接触部を観察すると、加熱した跡が見受けられ、周辺の合成樹脂が溶融していました。
温度調節器や他の電気回路に、異常は見当たりませんでした。

結果

調査の結果、給電スタンドと本体の電気接点の接触部において、何らかの原因で接触不良が発生したため、接触部分が接触抵抗により発熱して周囲の合成樹脂が溶けたものと推定されました。
               (この調査は、「独立行政法人 製品評価技術基盤機構」の協力で行いました。)
               

ハッピーからのアドバイス

電気湯沸かし器の給電スタンドと本体が完全にはまっていなかったり、接触部分に水やホコリなどの異物があると熱を持ち、最悪の場合火災に発展することもありますので、注意して使用しましょう。

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